午前9:00〜12:30
午後3:00〜6:00
水曜 午後・土曜 午後・日曜・祝祭日
当院は、松江市のごく普通の内科医院です。かぜの治療、血圧や
コレステロールの薬の継続処方、往診、在宅医療などすべて行います。
しかし、一方で、特色があります。
一つは、消化器内科を専門としており、
大腸カメラ、胃カメラ(鼻からの胃カメラ)が得意であることです。
特に大腸カメラに力を入れています。
「おなかの調子がおかしい。おしりから血が出た。大腸がんでは?」
「健康診断で便潜血陽性がひっかかった。」という方は、
一度検査を受けてみてください。
もう一つの特色は、がんの早期発見に力を入れている事です。
特に、頻度の高いがんの検査をひととおり項目に含んでいる、
協会健保の健診に力を入れています。
協会健保健診の受診資格のある職場に努めている方は、ご相談ください。
受付時間 午前9:00〜12:30/午後3:00〜6:00
休 診 日 日曜日・祝祭日・水、土曜日午後
往 診 午後3:00〜4:00
は受診可能な時間帯です。
ただし、当院の午前中の診療時間帯は、季節にもよりますが、健診胃カメラにてかなり混雑する傾向にあります。
初診、一般診療のかたは、すいている午後の診療時間に受診されることをお勧めいたします。
胃カメラは「ゲーゲーしてしんどい検査だから受けたくない。」と思っていませんか。
口からの胃カメラでなぜ嘔吐反射が起こるか?図のように、口からの経路では、
カメラが嘔吐反射のセンサーの存在する、舌の付け根の壁を、ぐいぐい押しながら入っていくので
どうしてもオエッとなってしまうわけです。
一方、鼻からの胃カメラでは、図のように、口からの経路と入っていく角度が違い、
問題の場所を横目で見ながら素通りしていくので、ゲーゲーせずに楽に検査ができます。
さらに、カメラ自体の太さも全然細いです。このように、鼻からの胃カメラは楽なので、
当院で胃カメラ検査を受ける患者様のうち95%以上の方が、
口からでなく、鼻からの胃カメラを選ばれます。
一方、バリウムを使ったレントゲン検査も当院では施行しておりますが、
これは胃カメラに比べて早期胃癌の発見精度が全然落ちるため、あまりお勧めできません。
胃の調子が悪く、「もしや、癌では?」などと心配されている方。一度鼻からの胃カメラを受けてみてください。
大腸カメラフロア専門エレベーター
2F受け付け
健康診断で、「便潜血検査陽性、要精密検査」となったにもかかわらず、
放置していませんか?便潜血検査陽性となると、
大腸がんの存在が疑われるため大腸カメラ検査を受けなければなりません。
自覚症状がなくても、大腸がんがひそんでいることは十分あり得ます。
肛門の近くにできた大腸がんは、目に見える出血や便秘など症状を
出す事が多いですが、
逆に、盲腸近くの、奥のほうにで来た大腸がんは、
手遅れになってもまったく症状を出さないのがむしろ普通です。
大腸カメラは、肛門から胃カメラによく似たカメラを入れ、
大腸がんや、大腸がんの芽になる大腸ポリープをさがす検査です。
大腸は胃と違って、柔らかくて非常に複雑に曲がりくねった管であり、
大腸カメラを奥まで(大腸の終わり=盲腸まで)スムーズに入れるには、
熟練した技術を要します。
当院院長は、臨床の場面では、大腸カメラの挿入法をきわめることを最重要の目標として、日々研鑽を積んでまいりました。
全国第一位の大腸カメラの症例数を誇る横浜の松島クリニックにて一年間研修を受け、大学医局在籍時には、初心者の先生には挿入法の指導をしてまいりました。
当院は患者様に楽に大腸カメラを受けていただくことを最優先しており、過去に検査を受けて痛い思いをした、つらかったという患者さまは、お申し出いただければ麻酔を行って検査をすることも可能です。また、以前検査を受けた時に下剤液をのむのがつらっかたといわれる患者様のために、下剤液をいっさいのまずに大腸カメラができる方法も採用しております。
2021年6月、院内にエレベータを設置し、当院2階以上を大腸カメラ専用フロアに改造しました。スムーズに前準備から検査まで効率よく進められるように、また患者さま側からは、快適に検査が受けられるように、工夫した設計となっております。当院はこれまでも、内容的に大腸カメラ専門クリニックと評価していただけるよう努力してまいりましたが、このたび、建造物としての専門クリニックとして、生まれ変わりました。
検査待ち合いベッド(4室) 大腸カメラ検査室
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がんに関して、たくさんの患者様が信じている、大きな誤解、迷信が2つあります。
迷信①「がんになったら何らかの症状がでるはずだ。今現在、自分は自覚症状が何もない。
だから、がんはないはずだ。何か症状がでたら、病院へ調べに行こう。」
迷信②「がんは恐ろしい病気だが、珍しい病気で、そう簡単にはかからないはずだ。
まさか自分ががんなるなんて…。可能性の低いことを心配してもしょうがない。」
がんは、手遅れで治療不可能となるくらい大きくなっても、まったく症状が出ない、というのが、むしろ普通です。(↑迷信①の真実)
さらに、統計では、日本人の50%を超える人が、何らかのがんにかかることが分かっています 。(↑迷信②の真実)
この2つのことを考え合わせると、症状がなくても、あなたの体の中にがんが潜んでいる可能性は十分にありえます。
誰でも、定期的に、一年に一度、がんの検査をする必要があるのです。
一方、人間ドックなどで一通りがんの検査をすると、保険が使えず全額自費となるので、かなり高額となってしまいます。
協会健保の生活習慣病予防健診は、協会健保側から基本的に7割の補助が出るため、数千円の費用で胃カメラ、便検査など、
頻度の多いがんの検査が一通り受けれます。
この健診には、もちろん、がん以外の、コレステロールや糖尿病などの生活習慣病の検査も含まれています。
当院ではこの協会健保生活習慣病予防健診に特に力を入れております。ぜひ一度ご検討ください。
受診資格があるかどうかは、職場の健診御担当者に聞かれるとわかります。
当院はコンピューターおたくの院長の方針で、
電子カルテを中心として、レントゲン、内視鏡などの画像検査から、
採血データにいたる全ての検査結果ができるだけ電子的に処理、
閲覧できるように、院内のIT化に努めております。